楽しみにしてくれるお客さんのために...年越しそば作り

年越しそばの仕込みをする伊藤さん=30日午前、福島市・そば処喜多八
大みそかを前に、県内のそば店では「年越しそば」作りがピークを迎えている。福島市天神町の「そば処(どころ)喜多八」では30日、3代目店主の伊藤喜久夫さん(69)が早朝から仕込みを始め、店頭の製麺室でそば打ちの音を響かせた。
今年も夜通しで作業に当たり、約3600食を用意するという。31日は通常営業をせず、持ち帰り用の販売のみを行う。伊藤さんは「そば粉も値上がりしているが、毎年楽しみにしてくれるお客さんのために値上げせずに頑張っています」とそばを打ち続けていた。
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