8人が笑顔で再会 葛尾村で「二十歳の集い」 明るい未来に

 
晴れの日に笑顔を見せる参加者=2日、葛尾村

 葛尾村は2日、同村の村民会館で「二十歳の集い」を開いた。民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、昨年までの成人式を衣替えした行事で、東日本大震災当時に小学2年生だった青年が晴れの日を迎え、それぞれの人生の飛躍を願った。

 20歳となる対象者14人のうち8人が出席した。篠木弘村長が参加者に記念品を手渡し「古里での式典を契機に改めて大人としての自覚を持ち、輝かしい将来に向け、希望を胸に羽ばたいてほしい」と式辞を述べた。

 参加者を代表し、下葛尾地区出身の松本和(なごみ)さん(19)=郡山女子大短期大学部2年=が「この日を迎えられたのは(東京電力福島第1原発事故による)避難や環境の変化など、さまざまな困難の中で私たちを育んでくれた家族や地域の皆さまのおかげ。私たちも大人として、明るい未来に進めるよう頑張っていきたい」と誓いの言葉を述べた。

 震災と原発事故による避難後初めて会った参加者もいて、再会を喜び合いながら旧交を温めていた。