漁業再生願い出初め式 浪江・請戸漁港、大漁旗をなびかせ7隻

 
1年の豊漁を願い出港する漁船

 浪江町の請戸漁港で2日、伝統の出初め式が行われた。色鮮やかな大漁旗をなびかせた漁船7隻が出港し、1年の豊漁や安全、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの漁業再生を願っていた。

 漁港で行われた神事では漁業関係者らが玉串をささげ、鏡割りを行った。その後、漁師らは漁船に乗り込み、家族や町民らに見送られて続々と船出。船は一日も早い本格操業の再開に向け、新春の海を朝日に向かって波を切って進んでいた。

 同漁港の出初め式は、大正時代から続くとされている。原発事故により一時中断したが、避難指示の解除や漁港の復旧に伴い、2018(平成30)年に7年ぶりに復活した。