幸福願い大梵天争奪 本宮・岩角山岩角寺、3年ぶり新春の風物詩

 
激しくもみ合いながら大梵天を取り合う参拝者=3日午後、本宮市・岩角山岩角寺

 福島県本宮市にある岩角山岩角寺(いわつのさん・がんかくじ)の大梵天(ぼんてん)祭は3日、同寺で行われた。3年ぶりに新春の風物詩とされる梵天争奪戦が繰り広げられ、参拝者が1年の幸福を願って梵天を奪い合った。

 青竹で作られた高さ2.4メートルの大梵天の一部を持ち帰ると、家内安全や無病息災などの願いがかなうとされている。寺の関係者が白や金の大梵天を境内に持ち込むと、参拝者はわれ先にと駆け寄り、青竹や紙垂(しで)を激しく取り合った。

 争奪戦に参加した二本松市の斎藤健二さん(74)は「新型コロナウイルス感染症が落ち着き、健康で穏やかな1年になることを願いたい」と話した。