ワンクリックで「環境募金」 郡山市導入、事業者バナーから5円

 

 郡山市は4日、事業者の環境に配慮した取り組みをウェブサイトで紹介し、閲覧者が募金バナーをクリックした回数に応じてその事業者が市に募金を行う「郡山市環境ワンクリック募金」を始めると発表した。市民が金銭的負担なく間接的に募金を行うことができる仕組みで、市民の環境問題に対する意識の醸成を図るのが狙い。事業者側には、環境に対する自社の取り組みを広くアピールできる利点がある。市は今月中にウェブサイトを制作し、2月から事業をスタートさせる。

 年頭の記者会見で品川萬里市長が発表した。市によると、同様の仕組みは札幌市などが導入しているが、東北の自治体では初めてという。

 市によるとウェブサイトでは、地球温暖化対策の取り組みやごみ減量、食べ残し削減など、事業者の環境に関する活動を紹介する。事業者の広告料の負担はない。事業者ごとに募金バナーがあり、閲覧者が1回クリックする度に事業者が市に5円寄付する仕組み。同一端末からのアクセスは1日1回のみとする。

 浄財は市の環境基金に積み立てられ、地球温暖化対策や再生可能エネルギーの普及啓発事業のほか、児童用学習教材の作成に活用される。品川市長は「環境問題は一人一人の努力の積み重ねで効果が出ることを感じてほしい」と話した。