福島医大、台湾大と学術交流協定 共同研究を推進へ

 
協定を締結した(左2人目から)小林氏、大戸氏、挟間氏、倪氏ら

 福島医大と台湾大医学院は、医学研究の共同プロジェクト推進などを目的とした学術交流協定を結んだ。台湾大は台湾屈指の総合大学で、世界的な評価も高い。協定により福島医大はより世界的な発信につながる研究が進む効果を期待する。

 医大が5日発表した。両大が今後、共同プロジェクトの内容を詰める。学術セミナーの共同開催や学生の交流促進なども目指す。

 両大を巡っては、福島医大へとつながる須賀川医学所で学んだ後藤新平が台湾総督府医学校(現台湾大医学院)をつくった。この縁で昨年6月、福島市で開かれた「福島県近代医学教育150年顕彰記念シンポジウム」で台湾大医学院長の倪衍玄(ニーイェンシュエン)氏が記念講演し、協定締結の契機となった。

 調印式は昨年12月29日に台北市の台湾大で行われ、福島医大から挟間章博副理事長、大戸斉総括副学長、小林大輔細胞統合生理学講座講師が出席。挟間氏と倪氏が署名文書を交わした。

 挟間氏は「若い人たちの未来につながる交流が始まることを期待している」、大戸氏は「両大の学術交流が進み、本県全体に良い効果がもたらされることに期待している」としている。