福島県、3年ぶりインフル流行入り 新型コロナと同時流行懸念

 

 県は6日、県内で確認されたインフルエンザ患者数が流行開始の目安を超え、流行シーズンに入ったと発表した。新型コロナウイルス感染も再拡大傾向にあり、内堀雅雄知事は同日開かれた県感染症対策本部員会議で「同時流行の懸念がある」とし、県民に感染防止対策への協力を呼びかけた。

 県内のインフルエンザ流行入りは新型コロナの感染流行前の2019~20年シーズン以来、3年ぶり。県が6日公表した感染症発生動向調査週報によると、昨年12月26日~今月1日に県内の定点医療機関(全83カ所)から計99人の患者が報告された。流行開始の目安は定点医療機関1カ所当たりの患者報告数1以上とされている。

 医療機関の所在地別でみると、県南保健所管内、福島市、相双保健所管内、いわき市で流行開始の目安を超えている。患者報告数は県南保健所管内が30人と最も多く、福島市18人、相双保健所管内15人、いわき市14人などと続く。

 1カ所当たりの患者報告数が10を超えると「注意報レベル」、30を超えると「警報レベル」の流行となる。県は新型コロナとの同時流行による医療提供体制への負担を避けるため、インフルエンザ感染対策として予防接種やこまめな手洗い、体調管理、人混みへの外出を控えることなどを呼びかけている。