「ダルマみこし」威勢よく 双葉、2日間で3200人来場

 
「ダルマみこし」を威勢よく担ぐ消防団員たち=双葉町

 新春恒例の「双葉町ダルマ市」が8日、閉幕した。12年ぶりに町内で開かれ、最終日は初日の7日を上回る人が足を運んだ。会場となったJR双葉駅前は東京電力福島第1原発事故後、初めてとみられるにぎわいとなり、実行委員会によると2日間で計3200人が来場した。

 8日は双葉町消防団第2分団による「ダルマみこし」が繰り広げられ、会場を盛り上げた。さらしを巻いた団員たちが、商売繁盛や家内安全、町の復興を願い、威勢よくみこしを揺らした。

 分団長の佐々木希久(まれひさ)さん(54)は、任意団体「夢ふたば人」の初代会長として避難先のいわき市でダルマ市を継続開催してきただけに思いは強く「双葉の風を感じた。やっぱり古里は最高だ」と喜んだ。

 また、20歳の頃からみこしを担いできた福田一治さん(51)は活気あふれる会場に目をやると「これですよ」と言い、目頭を熱くした。

 実行委員長の岩本久人さん(65)は12年ぶりの町内開催について「来場者や関係者のみんなに感謝したい」とし、「来年以降も開催を続け、町民の絆をつなげていきたい」と話した。