本宮で「和牛初競り」 県家畜市場、子牛1頭平均価格68万円

 
県家畜市場で始まった和牛の初競り

 全農県本部の和牛初競りは10日、本宮市の県家畜市場で始まった。初日の子牛1頭当たりの平均価格は68万1281円で、昨年の初日と比べて5万7001円安かった。県本部は飼料価格の高騰により、子牛の購買者である肥育農家が、生産コストの増加を懸念して取引価格を抑えていることなどが要因とみている。

 初日は359頭中352頭の取引が成立。平均価格は雌牛が59万3203円、去勢牛が74万2978円で、最高価格は去勢牛の109万2300円だった。

 県本部によると、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、飲食店やインバウンド(訪日客)需要が低迷し、肉牛の販売価格も下落したという。一方で、昨年12月から取引価格は上向きつつあり、需要回復の兆しが見られている。

 県本部の斎藤善正家畜市場課長は「新型コロナの水際対策が緩和されつつあり、さらに需要が高まることを期待したい」と話した。

 初競りの開会式には内堀雅雄知事が初めて出席した。競りは11日も行われる。