売買、賃貸、改修...空き家相談窓口「ミライエ」開設 南相馬

 
空き家相談窓口「ミライエ」のスタッフら

 南相馬市は10日、同市原町区に空き家と住まいの相談窓口「ミライエ」を開設した。東京電力福島第1原発事故による避難が長期化し、市内で増加している空き家の活用を進めることが目的。空き家の購入や売買、賃貸、改修、相続、解体などの幅広い相談に対応する。

 運営するのは、不動産業者や宅地建物取引士、建築士らでつくる団体「南相馬空き家・空き地サポートセンター」。市から事業委託を受けて窓口を開設した。

 本年度は同センターの1人、市職員2人の計3人が事務所に常駐して対応する。相談受け付け後は、不動産業者や建築士らに打診して現地調査や見積もり、提案までを1カ所で提供する「ワンストップサービス」を展開する考えだ。

 市によると、市内に現在ある空き家は約1100棟。今後、物件の掘り起こしや空き家見学、空き家の情報発信にも取り組んでいく。

 また事務所の隣に設置されている市の移住支援相談窓口「よりみち」とも連携し、県内外からの移住促進にもつなげる方針だ。

 開所式は事務所で行われ、同センターの荒明健会長が「情報発信基地として、気兼ねなく相談してもらえる体制を目指していく」とあいさつした。

 相談は対面または電話で受け付ける。開所時間は平日の午前9時~午後4時。事務所は南相馬市原町区旭町1の46の4。問い合わせはミライエ(電話0244・26・6383)へ。