作曲家・古関裕而の野球殿堂入り期待 13日発表「特別表彰」

 
JR福島駅東口駅前広場にある古関裕而モニュメント。古関の野球殿堂入りに地元の期待が高まっている=福島市

 野球殿堂博物館(東京)は13日、今年の野球殿堂入りを発表する。福島県関係では、野球の普及発展に貢献した人を対象とする「特別表彰」の候補者に、福島市出身の作曲家古関裕而が4年連続で選ばれており、地元関係者の間では「今回こそは殿堂入りを」と期待が高まっている。

 古関は高校野球でおなじみの「栄冠は君に輝く」や巨人の球団歌「闘魂こめて」、阪神の「六甲おろし」、早大の応援歌「紺碧の空」など野球関連の歌をはじめ、1964年東京五輪開会式と2021年東京五輪閉会式で流れた「オリンピック・マーチ」などのスポーツ音楽を作曲。古関をモデルにした20年のNHK朝ドラ「エール」でも野球との関わりが描かれている。

 野球界への影響力が大きい古関だが、昨年は惜しくも1票差で殿堂入りを逃した。古関裕而記念館(福島市)の村上敏通館長は「古関先生の野球に対する音楽での功績は非常に素晴らしい。4回目の挑戦となる今年は、ぜひとも殿堂入りを果たしてもらいたい」と悲願達成に期待を込めた。