古里再生願う青い光...冬の夜空貫く 富岡・地蔵院

 
地蔵院の境内から夜空を貫く光のモニュメント=11日午後5時30分、富岡町

 東日本大震災の犠牲者の鎮魂と古里再生の願いを光に込めるイベント「光のモニュメント」は11日、富岡町で始まった。3本のサーチライトが同町の地蔵院から真上に照らされ、冬の夜空を青色に貫いた。

 旧原町市のシンボルで関東大震災の一報を世界に伝えた磐城無線電信局の原町無線塔を光で再現し、復興への思いを寄せる機会にしてもらおうと2017(平成29)年に開始。無線塔が、富岡町にあった富岡受信所とともに送受信の役割を担っていたため、今年は同町からスタートした。実行委の須藤栄治代表(50)は「この光が復興への思いを巡らせるきっかけになればうれしい」と話した。

 今年の光のモニュメントは相双地方の計11カ所で行われる。次回は12日午後5時ごろから、大熊町の起業支援拠点「大熊インキュベーションセンター」で。問い合わせは実行委(電話090・4043・5753)へ。