縁石衝突、ガソリンタンク損傷 郡山4人死亡事故、車両引火か

 

 郡山市大平町の市道交差点で2日夜、車2台が衝突し、軽乗用車が炎上して親子4人が死亡した事故で、軽乗用車のガソリンタンクが損傷していたことが12日、郡山署などへの取材で分かった。同署などは軽乗用車が横転した衝撃などで火花が発生し、漏れ出したガソリンに引火した可能性があるとみている。

 同署や郡山地方消防本部などは同日、火災原因調査を行った。同署などによると、軽乗用車は乗用車と衝突した衝撃で横転、縁石に乗り上げた。その際に、車体の下部にあるガソリンタンクを損傷したとみられる。同消防本部によると、ガソリンタンクに近い車体後方の燃え方が激しかったという。

 事故では、軽乗用車を所有する郡山市大平町字簓田(ささらだ)、パート従業員橋本美和さん(39)と夫で会社員の貢さん(41)、長男で消防士の啓吾さん(20)、長女で高校1年生の華奈(はな)さん(16)の親子4人が亡くなった。

 乗用車を運転し、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで送検された福島市泉字長滝前、会社員(25)は「(交差点のない)一本道だと思った」などと供述しており、同署が事故原因を調べている。