新たな焼却施設着工 楢葉・南部衛生センター、25年3月完成予定

 
南部衛生センター焼却施設の完成イメージ

 双葉地方広域市町村圏組合は13日、楢葉町の南部衛生センターで焼却施設整備工事の安全祈願祭・起工式を行った。新たに整備する焼却施設は2025年3月の完成予定で、1日40トンの可燃ごみを処理することができる。環境性能も高いことから、将来的には双葉地方全域のごみ処理の中核的な施設として役立てる。

 安全祈願祭には関係者約80人が参加した。続いて行われた起工式では、双葉地方広域市町村圏組合管理者の遠藤智広野町長が「老朽化が進んだことから既存の焼却施設を解体した跡地に、新施設を整備する。双葉地方の環境衛生の向上に寄与すると確信している」と式辞を述べた。

 新たな焼却施設の総事業費は71億2800万円。施工管理はオオバ、設計施工は三機工業が担う。双葉地方の可燃ごみ処理を巡っては、大熊と富岡、川内、楢葉、広野の5町村のごみは南部衛生センターで処理することにしている。焼却施設の建設中は、浪江町にある北部衛生センターで5町村のごみを処理する。