佐山、赤堀、安田...聖光3人、夢への進路

 
新たな舞台での飛躍を誓う(左から)安田、佐山、赤堀

 昨夏の全国高校野球選手権大会で県勢として51年ぶりの4強入りを果たした聖光学院の主力メンバー3人の進路が決まった。それぞれ大学に進学して野球を続け、プロ入りを目指す。「日々成長していきたい」。先にプロ入りを果たしたチームメートへの思いを胸に、新天地での活躍を誓う。

 昨夏の甲子園で、優勝経験校の日大三(西東京)や横浜(神奈川)などの強豪校を次々と破り、県民に勇気と感動を与えた聖光ナイン。エースとしてチームを支えた佐山未来投手が立大、主将を務め、U―18日本代表にも選ばれた赤堀颯(はやと)内野手は国学院大、同じくU―18日本代表に選出された安田淳平外野手は中大にそれぞれ進む。

 大学最高峰の東京六大学リーグに所属する立大に進む佐山は「一番の目標は先発ローテーションに入ること。直球に磨きをかけて、145キロで空振りを取れる投手になる」と意気込む。

 3年間バッテリーを組んだ山浅龍之介捕手は中日に入団した。「プロレベルの捕手と一緒にバッテリーを組んでいた。今思えばそれは当たり前のことではなかった」と山浅との日々に思いをはせる。「大学で磨きをかけ、プロの世界でもう一度山浅とバッテリーを組みたい」。先に夢の舞台に足を踏み入れた相棒に追い付くため、努力を惜しまない考えだ。

 一方、赤堀が進学する国学院大は、「戦国東都」と呼ばれる強豪ぞろいの東都1部リーグに所属。4年後のプロ入りを見据える赤堀は「(東都リーグで)首位打者やベストナインに選ばれることが目標」と決意を口にする。

 大学でもチームをけん引し、主将になりたいと考えている。「野球も生活面もこれまで通り厳しく取り組み、日々成長を求めていく」と誓う。大学では特に、内野守備の技術向上に取り組むつもりだ。

 安田が進む中大も東都1部リーグに所属。安田は赤堀との直接対決を熱望している。「赤堀と勝負したい。まずは自分を最大限にアピールできるような土台づくりをしっかりやりたい」

 U―18日本代表の舞台で実力不足を痛感したという。「右投げ左打ちの外野手はごまんといる。高いレベルで頭ひとつ抜ける存在になれるような力をつけたい」

 高校時代、熱いプレーでチームを鼓舞し続けてきた「熱男」は、次のステージでの活躍に向けて闘志を燃やしている。

 6人がプロ入り

 高校野球の舞台で活躍した県内の主な選手の進路は【表】の通り。BCリーグ所属チームへの入団が決まった2人を含む6人がプロ入りを果たした。