田島祇園祭の成功祈る 事始めの「御千度参り」

 
会津田島祇園祭の成功を願う御党屋組

 約800年の伝統を誇る会津田島祇園祭の事始めとなる「御党屋(おとうや)御千度参り」が14日、南会津町の田出宇賀、熊野両神社で行われ、関係者が祭りの成功を祈った。

 7月の本祭の無事を祈り、祭りを受け持つ御党屋組が身を清める儀式で、今年の御党屋組は同町の西町下組が務める。

 田出宇賀神社党本の長谷川文彦さん(59)と熊野神社党本の渡部太郎八さん(50)ら男衆7人が、黒の紋付き羽織に白ももひき、わらじ履き姿で供え物を持ち、御党屋本宅を出発。神社に到着すると水で手や口を清め、拝殿まで境内を何度も往復して手を合わせた。

 直会(なおらい)で例年行われる、大杯を飲み干す「大杯回し」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止した。昨年7月には3年ぶりとなる「七行器(ななほかい)行列」が繰り広げられた。今年は祭りを彩る花嫁行列が復活する予定。