受験生、ほっと一息 大学共通テスト終了、福島県内5953人志願

 
試験を終え、会場を出る受験生=15日午後、福島大

 大学入学共通テストは15日、理科と数学を実施し、2日間の日程が終了した。身近なテーマを題材にしたり、図表や実験結果を基に考察したりする設問が随所に盛り込まれ、思考力や判断力を問う出題となった。新型コロナウイルス流行の「第8波」の中、各会場では感染対策を徹底した。

 平均点の中間発表は18日、得点調整の有無の発表は20日、平均点の最終発表は2月6日の予定。体調不良者やコロナ感染者らが対象の追試験は1月28、29日に全都道府県の会場で実施される。

 「成果出せた」「切り替える」

 県内では福島大など7会場で行われ、昨年より289人少ない5953人が志願。テストを終えた受験生は、志望校合格を目指し、次の試験に向けて気を引き締め直した。

 「2日間ぶっ通しで疲れた」。福島大で受験した福島東稜高3年の市山大雅さん(18)は汗を拭った。「難しかったが、過去問で似たような問題も解いてきた。成果は出せたはず」とうなずいた。

 福島成蹊高3年の関和奏(わかな)さん(18)と桑折侑菜さん(18)は、ともに幼稚園教諭を志す。関さんは「過去問を繰り返し解いて試験を受けた。(14日に受けた)国語は納得の点数に届いたと思う」と手応えを話し、桑折さんは「これから志望する私大の入試も始まる。一問一問焦らず正確に解きたい」と気持ちを新たにした。

 「数学が難しく、少し後悔が残った」と話したのは福島高3年の渡辺太凱(たいが)さん(18)。父親と同じ警察官を目指し、法学系の国公立大進学を希望する。「気持ちを切り替えるのが大事。夢の実現のためにも苦手科目を克服して臨みたい」と力を込めた。

 数学〈1〉は4367人受験

 県内7会場の受験者数は、理科〈1〉が2205人(前年度比10人減)、数学〈1〉が4367人(同80人減)、数学〈2〉が3993人(同10人増)、理科〈2〉が2410人(同121人減)だった。