「サイノカミ」火柱に無病息災願う 三島で伝承の小正月火祭り

今年の幸福を祈ったサイノカミ=15日午後、三島町
国の重要無形民俗文化財に指定され、三島町で伝承されている小正月の火祭り行事「三島のサイノカミ」は15日、町内各地区で行われた。住民らが勢いよく燃え上がった炎を眺めながら五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災などを祈った。
400年以上続く伝統行事。山から切り出したご神木に各家から集めた正月飾りなどを付けて立て、夜に燃やす。サイノカミの形や由来には地区ごとに違いがある。川井地区では、ご神木にわらを巻き付けて高さ約18メートルのサイノカミを作った。午後7時に点火されると、暗闇に火柱が上がった。
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