レジャーセット車両貸し出し いわき、サイクリング想定し自転車も

 
いわき市で貸し出されるサイクリング客向けの車両や電動自転車

 アルプスアルパインの関連会社アルパインマーケティング(東京都)は21日から、いわき市でカーシェアリング事業「STORYCA(ストリカ)」を展開する。車両とレジャー用品をセットで貸し出す仕組みで、サイクリング客向けに電動自転車などを積んだ車両を用意する。いわきFCパーク内の「自転車文化発信・交流拠点ノレル?」に拠点を設ける。

 アルプスアルパインといわき市がスマート社会推進に向けて結んだ協定に基づく事業で、関係者によると、自治体と連携して事業を展開するのは初めて。市が観光スポットとの連携調整や広報、「ノレル?」が車両メンテナンスやコース提案で協力する。3月末までを実証期間に利用者の反応を踏まえ、貸し出し拠点の移転や増設を検討する。ストリカの展開は同市で国内5カ所目となる。

 通常は車両にキャンプ用品を積載しているが、市がサイクリングロード「いわき七浜海道」を活用した観光誘客を進めていることから、移動先でサイクリングを楽しめるように電動バイク2台を積む。車両はトヨタ「アルファード」。休憩用として折り畳み式テーブルと椅子、コーヒーメーカーも備える。

 利用にはスマートフォン用アプリが必要で、利用登録や車両の鍵の解錠に使う。料金は12時間1万円(ガソリン代別)から。夫婦やカップルでの利用を想定している。