伊達橋の仮橋本体工事始まる 福島県沖地震で被災、10月完成へ

伊達橋で始まった仮橋の橋脚の基礎にくいを打ち込む工事=18日午前、伊達市
本県沖を震源とした昨年3月の地震で被災し、全面通行止めが続く国道399号伊達橋(伊達市、延長288メートル)に設置される仮橋本体の工事が18日、始まった。国交省福島河川国道事務所が同日、報道機関に工事現場を公開した。
仮橋は伊達橋と伊達橋歩道橋の間に架けられる計画で全長299メートル。10月にも完成する見通しで、20トン以下の車両の対面通行が可能となる。昨年12月中旬から機材搬入路や作業ヤードの整備などを始めていた。この日は仮橋の橋脚の基礎部分の工事が始まり、クレーンを使い、全長約26メートルの基礎くいを打ち込む作業が行われた。
同事務所の小曽根晃専門調査官は「(伊達橋が)10カ月も通行止めとなっており不便をかけている。一日も早い復旧を目指したい」と話した。
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