米で復興現状発信 「トモダチ作戦」司令官ら政府関係者と交流

 
交流レセプションで復興の現状を紹介した内堀知事(右から2人目)と本県への思いなどを語った政府関係者ら

 県は17日午後(日本時間18日午前)、米国ロサンゼルス総領事公邸で、政府関係者を招いた交流レセプションを開いた。内堀雅雄知事が本県復興の現状について説明したほか、コメをはじめとする県産品の魅力を発信。震災直後から米軍が実施した被災地支援「トモダチ作戦」の関係者も当時を振り返ってスピーチした。

 政府や貿易、流通関係者、県人会員ら約100人が参加した。内堀知事は原発事故に伴う避難区域の縮小や農産物の放射性物質検査の継続など本県の現状を英語で説明。東京五輪で前ソフトボール女子米国代表監督のケン・エリクセン氏の「福島のモモはデリシャス」などの言葉が世界中に発信されたことに触れ、応援に対する感謝を伝えた。曽根健孝総領事があいさつした。

 「トモダチ作戦」で司令官として被災地にヘリコプターで物資を届けたタマラ・グラハム大佐は「被災した人たちがあの状況の中、冷静に行動し、協力し合っている姿を見て感銘を受けた。子どもたちの笑顔も忘れられない」と振り返った。空母ロナルド・レーガンの元司令官でトモダチ作戦を指揮したトム・バーク氏は「震災直後の信じられないような光景を目にした者として、福島の復興の姿を見ることができて本当にうれしい」と語った。

 また米日カウンシルのスザンヌ・バサラ会長は「継続した活動を通して米国と福島の強い絆をつないでいきたい」と述べた。

 レセプションでは管野啓二JA福島五連会長の発声で乾杯し、県産のコメや牛肉、日本酒を振る舞った。

 ロスでの行程終了

 内堀雅雄知事はロサンゼルスでの全ての行程を終えた。今後ワシントンに移動し、国務省など関係機関を訪問する。