浜通り新春インタビュー/ 高橋原町商議所会頭「『伴走型支援』を実践」

 
「懸命に経営を継続している事業所の課題解決のため全力で取り組む」と語る高橋会頭

 <浜通り新春インタビュー> 原町商議所会頭 高橋 隆助氏

 ―新年の抱負を。
 「昨年は新型コロナウイルス感染症の深刻な影響を受けながら先行き不透明な社会状況でのスタートだった。本県沖を震源とする地震で甚大な被害を受けた事業所も多く、苦しい経済環境下で懸命に経営を継続している事業所の課題解決のため全力で取り組む」

 ―コロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻で落ち込んだ地域経済の再生策は。
 「いまだ収束が宣言されておらず、感染症対策を継続しながら社会活動を行う必要性を感じている。また、ウクライナ侵攻は地域事業所の経営から市民の消費活動にまで影響が及ぶ。この課題に対応するため、会員事業所や地域の商工業者に対し、相手の立場に立った伴走型支援を実践していく」

 ―具体的な支援策は。
 「自助努力で解決が困難な問題には会員事業所の意見を集約し、要望活動や建議などを積極的に行う。困難な課題であっても、他機関との連携で解決できることが多くある。そのため日本商工会議所や全国の商工会議所などとの連携を一層強化していきたい」

 ―東日本大震災から12年となるが復興の在り方は。
 「2023年度は第2期復興・創生期間(21~25年度)が折り返しを迎える。人や商工業者のつながりや希望、生きがいを持って前を向くことができる地域経済環境を整備する。次の世代が安心できる環境にするため、福島イノベーション・コースト構想を活用して産業交流を促進し、新たな取引の増加などを図りたい」