法務省「再犯防止白書」に福島大BBS会の活動掲載

 
白書で紹介され、決意を新たにする(左から)小泉さん、高橋准教授、及川さん

 非行少年の立ち直りなどを支援する福島大のボランティア団体「福島大学BBS会」が、法務省が発行している本年度版の「再犯防止推進白書」で紹介された。更生保護や再犯防止に向けたBBS会の取り組みが全国に発信され、大学関係者は「今後の活動の励みにしていきたい」と決意を新たにしている。

 BBSは「ビッグブラザーズ&シスターズ・ムーブメント」の略で、法務省公認のボランティア団体。福島大では昨年2月に発足し、24人の学生が在籍する。

 白書では、新型コロナウイルス禍に伴い全国の大学で課外活動が制限され、BBS会の活動が停滞していた時期に組織されたことを伝えており、行政政策学類の高橋有紀准教授は「日本の更生保護・再犯防止の推進にとって、貴重な明るい話題」と評価している。

 BBS会は家庭裁判所などを見学したり、交流サイト(SNS)を使ったりして、更生保護に関する情報発信などを展開。大学外の団体との交流を通して活動の幅も広げている。

 小泉佳弘副会長(行政政策学類4年)は「生きづらい人が生きていくことができる社会をつくるという目的達成のため、今後もさまざまな活動をしていく」と語り、及川天晴さん(食農学類2年)は「困っている人を少しでも支えられるような組織にしていきたい」と意気込みを話した。