福島県産モモジュース「デリシャス」 前米女子ソフト監督が絶賛

 
「福島のモモデリシャス」のポーズを取るエリクセン氏(左)と内堀知事

 内堀雅雄福島県知事は19日午後(日本時間20日午前)、米ワシントンで前ソフトボール女子米国代表監督のケン・エリクセン氏と初めて会い、東京五輪で本県の情報を発信し"復興五輪"を後押ししてくれたことへの感謝を伝えた。エリクセン氏は県産モモのジュースで知事と乾杯し「デリシャス」と絶賛。今後も本県を応援し続けていくと約束した。

 エリクセン氏は2021年夏にあづま球場(福島市)で行われた東京五輪の試合で来県し、滞在中に食べたモモを「デリシャス」と絶賛。SNS(交流サイト)などで発信し、世界中に広がった。内堀知事は無観客開催となり、本県の姿を海外に発信する機会が制限された中で「監督が福島の自然が美しい、安全な所だったと記者会見やSNSで発信してくれた」と述べ、県内外から寄せられた感謝のメッセージを紹介した。

 エリクセン氏は「素晴らしいおもてなしを受けた。そのことにわれわれがいかに感謝しているかを伝えたかった」とし、「福島の人たちは、どんな悲劇があってもそこから回復できるんだという強靱(きょうじん)さを世界に示してくれた」と県民をたたえた。モモのジュースは「ベリーグッド、ベリースイート」と絶賛。知事が促し「デリシャス」の言葉が飛び出すと、笑い合う場面もあった。また「福島のモモデリシャス」の大きな反響から、当時のチーム内で「ピーチ」というあだ名を付けられたことを明かした。大会最後の日に宿泊先に県産モモ2箱が届き、選手と一緒にロビーで食べ、その場で全部なくなったエピソードも紹介した。内堀知事考案の「福島のモモデリシャス」ポーズで写真を撮影。エリクセン氏は代表選手のサイン入りのヘルメットとボール、知事は特産品のあんぽ柿を贈った。

 知事が訪米で感謝を直接伝えたいと、今月上旬にメールを送ったことがきっかけで面会が実現。現在は南フロリダ大でヘッドコーチを務めるエリクセン氏が、飛行機でワシントンに駆け付けた。内堀知事が「また福島で再会できることを楽しみにしています」と話すと「大好きになった日本に必ず行きます」と応じ「五輪で試合をした場所や、前回行けなかった場所にも行きたい」と話した。