処理水情報、発信強化を 米国務省幹部が会談で内堀知事に要望

 
キン・モイ氏と握手を交わす内堀知事

 【米ワシントン=報道部・渡辺美幸】内堀雅雄福島県知事は19日午前(日本時間20日未明)、米国務省と戦略国際問題研究所(CSIS)をそれぞれ訪問した。内堀知事は、米政府関係者らから東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り、正確な情報発信の強化を求める意見があったことを明らかにした。

 国務省のキン・モイ筆頭副次官補、CSISのクリストファー・ジョンストン氏と面会。処理水の海洋放出を巡り、2人から「正確な情報発信がまだまだ弱い。知事が自分の言葉で正確な情報を発信し続けることが理解促進につながる」との指摘があったという。

 また、輸入規制が続く12カ国・地域について「(処理水に対し)敏感に反応している」とし、放出後の反応を心配する声があったことも明かした。科学的、客観的な情報を発信していく重要性も訴えていたという。