公営住宅を改装、滞在型の交流拠点に 須賀川、3月にも開設

 
滞在型交流拠点のオープンに向け、改装作業を進める大学生ら

 福島県須賀川市の都市再生推進法人「テダソチマ」は、同市の市街地にある使わなくなった公営住宅を改装し、交流や学びに活用できる滞在型の拠点整備を進めている。建物2棟を段階的に整備しており、早ければ3月にも一部をオープンする。

 公営住宅は1972(昭和47)年に母子生活支援施設として建設され、母子家庭向けの公営住宅として長年利用されてきたが、利用者の退去に伴い2021年4月に廃止された。コンクリートブロック造り2階建てで、延べ床面積は2棟合わせて約732平方メートル。

 同法人は、建物が丈夫で再利用が可能なことから建物を取得。滞在やイベント会場などに幅広く活用できる施設を目指し、「みんなのイバショソダテプロジェクト」と題して県内の大学生らと建物の改装や活用法の検討を進めている。

 現在は職員とボランティアの大学生らが中心となり、古い床板や畳を剥がす作業などに取り組む。作業に参加している福島大経済経営学類3年の五十嵐太郎さん(21)は「学びや交流で使えるような魅力的な施設をみんなでつくり上げたい」と話した。

 同法人は31日まで、改装に携わるボランティアの交通費や備品購入費としてクラウドファンディング(CF)サイト「READYFOR」で支援を募っている。目標額は30万円。寄付の概要や申し込みは同サイト(https://readyfor.jp/projects/ibasho-sodate)へ。