南相馬市が「商工観光部」「農林水産部」新設へ、経済部を再編

 

 南相馬市は、新年度の組織改編で経済部を再編し、「商工観光部」「農林水産部」を新設する方針を固めた。農林水産分野、商工・観光業の専門性をそれぞれ高め、復興の加速と産業振興につなげるのが狙い。経済部はなくなり、現行の7部体制から8部体制に移行する見通しだ。

 市は24日、市行政改革審議会に部の見直し案を諮問した。審議会は見直し案が妥当だとして、西田奈保子会長が門馬和夫市長に答申書を手渡した。市は、部の設置条例改正案を3月議会に提出する。改正案では、これまで経済部にあった農政、農林整備両課を農林水産部に見直し、商工労政、観光交流、移住定住各課を商工観光部に組み替える。

 農林水産部の新設により東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興に向け、農地の集約化や新たな担い手の確保、育成などの体制強化を図る。

 このほか、市民生活部のスポーツ推進課を健康福祉部に、復興企画部の生活交通分野を市民生活部に移管する。広域交通分野は復興企画部に残す。総務部のデジタル推進課については、復興企画部に移管する。