只見線の運転を疑似体験 奥会津ビジターセンター、24年度開所へ

 
奥会津ビジターセンター(仮称)の自然環境ゾーンのイメージ図

 県は柳津町に2024年度の開所を目指す奥会津ビジターセンター(仮称)について、JR只見線の運転を体験できるシミュレーターやジオラマなどを整備する。8日、福島市で開いた県自然環境保全審議会自然保護部会で施設概要を報告した。

 全線で運転を再開した只見線の魅力を伝え、家族連れなど幅広い世代の集客につなげる。このほか、センターには越後三山只見国定公園周辺の自然環境を映像で紹介するコーナーや奥会津を含む会津地域の歴史や文化を紹介するパネルを設置。イベントに使えるフリースペースやワーケーションスペースも設ける方針。

 同センターは、只見柳津県立自然公園が同国定公園に編入されたことを踏まえ、道の駅会津柳津「清柳苑」の一部を整備して開設する。新年度に工事に着手する予定。

 部会では、国指定史跡・名勝の南湖公園(白河市)について開発がより規制される「第1種特別地域」を拡張すること、沼沢湖(金山町)の野営場事業と宿舎事業を同国定公園の公園事業にすることなどについて県が諮問した。同審議会は年度内に県に答申する。