全国声楽アンサンブル、126団体が出場へ 3月に福島で開催

 

 3月16~19日に福島市のふくしん夢の音楽堂で開催される第16回声楽アンサンブルコンテスト全国大会について、福島県は10日、出演予定団体数が前年度大会(新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止)より14団体多い126団体となったと明らかにした。このうち無審査で出演できる推薦枠は過去最多の109団体。

 県庁で開かれた実行委員会で報告した。今大会は4年ぶりに有観客で開かれ、収容可能人数の上限まで席を使用する。検温や演奏時以外のマスク着用といった感染対策を実施する。

 出演団体は41都府県から推薦枠109団体、公募枠17団体。内訳は中学校部門42団体(前年度比8団体増)、高校部門42団体(同2団体増)、小学校・ジュニア部門6団体(同1団体減)、一般部門36団体(同5団体増)。県内からは中学校5団体、高校4団体、一般2団体。海外団体はコロナ禍のため募集していない。

 4年ぶりの特別企画ではテノール歌手小堀勇介さん(安積黎明高卒)とオルガン奏者小野なおみさんによるコンサートが行われる。

 前売り券は13日午前10時から販売される。初めて各部門のコンテストを前半、後半の部に分けたチケットにする。

 各部門の前半、後半券は各1500円(当日券2千円)、本選は2500円(同3千円)、4日間通し券は8千円。オンライン配信は3月上旬から販売する。部門別1800円、本選2200円。

 本県の出演団体と日程次の通り。山括弧の数字は出演順。

 中学校(3月16日)=須賀川二〈3〉、若松一〈5〉、郡山七〈14〉、郡山一〈26〉、郡山二〈41〉▽高校(17日)=郡山東〈11〉、安積〈16〉、会津〈23〉、郡山〈29〉▽一般(18日)=季の音〈15〉、こそり〈19〉