福島県内 1月の「なりすまし詐欺」被害3件、前年比2件減
県警が13日発表した「なりすまし詐欺」のまとめによると、1月の県内の被害認知件数は3件(前年同期比2件減)、被害額は273万円(同3012万円減)となった。
3件のうち2件はキャッシュカード詐欺盗で、白河市の80代女性が金融機関職員を名乗る男にキャッシュカードを渡し、口座から200万円引き出される被害があった。3件とも中通りで発生し、被害者は65歳以上の高齢者だった。予兆情報は73件で前年同期に比べ34件増えている。
県警生活安全企画課は「金融機関や行政の職員が直接自宅に現金やキャッシュカードを受け取りに来ることはない。詐欺を疑ってほしい」と呼びかけた。