新型コロナ死者集計漏れ46人 福島県1月分精査、情報共有できず

 

 県は14日、新型コロナウイルス感染による県内の死者について、今年1月に亡くなった46人が集計から漏れていたと発表した。県内の死者は計797人となった。

 県によると、保健所や医療機関、高齢者施設などと情報共有が図られていなかったのが原因。死亡率などの分析過程で昨年7~12月の集計漏れが見つかったことを受け、1月についても精査していた。

 今年1月までの死者(死亡日ベース)は計793人。このうち医療機関で亡くなったのは707人で、71人が高齢者施設などの施設関係、15人が自宅で亡くなった。県によると、自宅での死者は自宅でのみとりを希望したケースや、訪問介護を受けている人などという。