元若松市職員4回目逮捕 公金詐欺、児童手当6500万円詐取疑い
会津若松市職員による公金詐欺事件で、児童扶養手当約6500万円をだまし取ったとして、会津若松署は16日午前9時20分ごろ、詐欺の疑いで同市河東町倉橋字槻木、元市職員、無職の男(51)=詐欺罪で公判中=を再逮捕した。逮捕は4回目。
再逮捕容疑は、市職員として担当していた児童扶養手当の支給業務で、不正な情報などが入力されたデータを作り、2019年4月~21年7月に、6回にわたって計6452万2760円を自身の口座に振り込ませ、だまし取った疑い。
市は、男が児童扶養手当約1億1000万円、重度心身障がい者医療費助成金約6600万円など計約1億7700万円をだまし取ったと発表していた。同署はこれまでに、児童扶養手当の被害金額計約1億1000万円分を立件した。