シートベルト着用、後部座席は49% 福島県内の一般道調査
日本自動車連盟(JAF)福島支部は17日、県警と合同で調査した県内のシートベルト着用状況を発表した。一般道の後部座席同乗者の着用率は前年比4.1ポイント増の49.1%だった。全国平均を6.2ポイント上回ったものの、半数以上が未着用の実態が明らかになった。県警交通企画課は「シートベルトの着用で救命効果は高まる。正しくシートベルトを着用してほしい」と呼びかけている。
調査結果によると、高速道の後部座席同乗者の着用率は83.2%(前年比2.4ポイント減)だった。運転者の着用率は一般道で前年と同様の99.2%、高速道で99.7%(同0.2ポイント減)だった。
調査は昨年10~12月に県内17カ所の国道と県道、高速道で行った。
全国の調査を見ると、都道府県別で一般道の後部座席の着用率が最も低かったのは沖縄の13.2%、最も高かったのは岐阜の64.9%。