荘厳「巨大つらら」 南会津・だらめきの滝に出現

 
厳しい寒さで現れた「だらめきの滝」の巨大なつらら=17日午後、南会津町・木賊温泉

 福島県南会津町の木賊(とくさ)温泉共同浴場「広瀬の湯」の裏手にある「だらめきの滝」に巨大なつららが現れた。日光を浴びて白や青、黄色に輝き、観光客の目を楽しませている。

 西根川の渓谷にそびえるつららは高さ、幅とも5メートルほど。滝の水が滴るように流れるため氷点下が続くと成長する。木賊区長の橘喜久一さん(74)によると、だらめきの滝の由来は「水が『だらだら流れる』様子から名付けられた」という。

 天候にもよるが見ごろは今月いっぱい。問い合わせは南会津町観光物産協会舘岩支部(電話0241・64・5611)へ。