対抗戦・郡山支部、名人戦・三浦四段V いわきで将棋福島県大会

 
支部対抗戦で優勝した郡山支部の(左から)今泉三段、高野三段、岩橋三段(写真上)と支部名人戦で優勝した三浦四段(中央)と準優勝の小島四段(左)、3位の渡辺五段

 将棋の第52回支部対抗戦、名人戦(県大会)最終日は19日、いわき市地域防災交流センター久之浜・大久ふれあい館で各決勝トーナメントが行われた。支部対抗戦(団体戦)は郡山支部、支部名人戦(個人戦)はいわき明日葉支部の三浦雄一郎四段(39)=盛岡市=が優勝した。三浦四段は初優勝。

 支部対抗戦では、高野温三段(19)=郡山市、今泉安俊三段(66)=三春町、岩橋信義三段(65)=郡山市=の郡山支部が、決勝でいわき棋友会支部Cを破った。支部名人戦決勝は、三浦四段が福島成蹊高2年の小島佑斗四段(17)=ふくしま支部、福島市=を退けた。郡山支部と三浦四段は4月21日に東京都で始まる東地区大会に県代表として出場する。

 日本将棋連盟県支部連合会、福島民友新聞社の主催、日本将棋連盟いわき中央支部の主管、読売新聞東京本社福島支局、福島中央テレビの後援。

 三段以下3人のチームで戦う支部対抗戦に6支部10チーム、支部名人戦に17人が出場。予選リーグを勝ち抜いた4チーム、10人がそれぞれの決勝トーナメントを戦った。

 支部対抗戦〈1〉郡山支部〈2〉いわき棋友会支部C(加沢剛、馬上新悟、藤田喜市)〈3〉いわき中央支部A(緑川亘、永井拓、若井博紀)▽支部名人戦〈1〉三浦雄一郎(いわき明日葉)〈2〉小島佑斗(ふくしま)〈3〉渡辺久記(同)