福島県、オミクロン亜系50件 新型コロナ、94検体をゲノム解析

 

 県は21日、新型コロナウイルス患者のうち、94検体を抽出してゲノム解析した結果、53%に当たる50件が、世界保健機関(WHO)が指定する監視下のオミクロン株亜系統だったと発表した。BA・2亜系統のうちの「CH・1・1」と組み換え体「XBF」が県内で初めて確認された。50件の内訳はBA・2亜系統が17件、BA・5亜系統が32件、組み換え体1件。1月下旬~今月上旬に陽性と判明した検体を県衛生研究所などが13~19日に解析した。