福島県で新型コロナ119人感染1人死亡

 

 県は24日、県内で新たに119人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の感染者数は5日連続で前週の同じ曜日を下回った。県内の感染状況は減少傾向が続いているものの、内堀雅雄知事は24日の県感染症対策本部員会議で「今後も気を緩めず、感染対策を続けることが重要」と述べ、3月13日の新指針適用以降も効果的なマスクの着用を呼びかけた。

 また新型コロナに感染し入院していた90歳以上の女性1人が今月上旬に亡くなったとも発表した。県内の死者は計813人となった。

 県内の感染確認は延べ39万7762人。104人が入院しており、確保病床使用率は13.6%。重症者はおらず、51人が宿泊療養している。人口10万人当たりの直近1週間(17~23日)の新規陽性者数は93.61人で、昨年7月12日公表分以来、7カ月半ぶりに100人を下回った。

 119人の医療機関の所在地別内訳は、会津保健所管内21人、いわき市11人、福島市10人、県北保健所管内9人、県中保健所管内と相双保健所管内が各7人、県南保健所管内6人、郡山市4人で、南会津保健所管内は確認されなかった。「県陽性者登録センター」は44人だった。