3施設の愛称決まる 福島市、ネーミングライツ導入

ネーミングライツを取得した(右から)渡辺社長、丹野社長、朴社長
福島市は24日、市役所で定例記者会見を開き、ネーミングライツ(命名権)を導入した市内3施設の愛称を発表した。4月1日から、ふくしまスカイパークは「EBM航空公園」、庭球場は「インテックテニスガーデン」、信夫ケ丘競技場は「誠電社WINDYスタジアム」の愛称になる。
ふくしまスカイパークは、市内に拠点を置く医療教育用シミュレーターのイービーエム(東京都)が5年(年間130万円)で取得した。庭球場は、同市の足場仮設工事のインテックが3年(年間100万円)で契約した。信夫ケ丘競技場は、同市の電気設備の誠電社が5年(年間120万円)で命名する。すでに導入済みの施設を含め、市の命名権導入は9施設となる。
24日に木幡浩市長がイービーエムの朴(パク)栄光(ヨンガン)社長、インテックの丹野仁社長、誠電社の渡辺誠社長に承認証を手渡した。木幡市長は「命名権で得た財源を活用し、施設の管理やサービス向上につなげたい」とした。
朴社長は「福島の空を通じて社業の発展につなげる。公園として広く親しまれるようにしたい」、丹野社長は「地域貢献と会社を知ってもらう思いを込めた。微力ながら頑張っていく」、渡辺社長は「本社が信夫ケ丘競技場の近くにあり、子どもたちの役に立ちたい思いを込めた」と語った。