共犯者と面識なしか 南相馬強殺未遂、逮捕された都内20歳2人
南相馬市原町区大原字舘沼の男性(77)方に複数の男が押し入り、男性が暴行を受けて現金数万円や貴金属を奪われた強盗殺人未遂事件で、南相馬署に逮捕された2人と一緒に犯行に及んだとみられる男は、2人と事件前からの面識はなかったとみられることが3日、捜査関係者への取材で分かった。同署は逃げた男の行方を追っている。
捜査関係者によると、行方を追っている男は同署に逮捕された東京都多摩市、とび職の男(20)、東京都八王子市、専門学校生の男(20)の両容疑者と同年代で、実行役として男性方に押し入ったという。両容疑者は同級生で事件前からの知人関係だが、男は2人と事件前からの面識はなかったとみられる。同署は、男性方に押し入ったのは少なくとも3人の若い男とみて調べている。同署は、インターネット上の「闇バイト」などを通じて両容疑者と男が接点を持ち、指示役の指示に従って事件を起こした可能性があるとみて捜査を進めている。