「渡瀬バイパス」全線開通 鮫川の国道289号、カーブ緩やかに

 
(写真上)テープカットで開通を祝う関係者

 福島県が鮫川村に整備していた国道289号「渡瀬(わたらせ)バイパス」のうち、最後の工事区間となっていた3.4キロが4日、開通した。

 同バイパスは総延長約7.4キロ。道路幅が狭く、カーブが連続する難所だったため、2010(平成22)年度から県が整備を進めてきた。バイパスの全線開通でカーブが緩やかになり道路幅も確保されるため、大型トラックなどが往来しやすくなるなど交通の安全と物流の円滑化などが期待されている。

 4日、現地で行われた開通式では関係者がテープカットし、開通を祝った。