マスク着用は「効果的場面で」 新型コロナ、内堀知事呼びかけ
内堀雅雄知事は6日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染対策のマスク着用を個人の判断に委ねる政府の新指針が適用される13日以降について、感染リスクを理解し、予防に効果的な場面では着用することを県民に呼びかけた。県職員については個人の判断を尊重するとした上で、重症化リスクの高い高齢者との面談などの場面では、マスク着用を求めるとした。
内堀知事はマスク着用について「個人の判断を尊重する」と指摘。一方で「ウイルスの特性が変わるわけではない」と述べ、着用が効果的な場面について分かりやすい情報発信に努めるとした。内堀知事自身は、人同士の距離を保てない場面などでは着用し、一定の感染対策が図られているイベントや会見などでは外して話すという。マスクを外すことは「知事の思いを県民に知ってもらうという観点から意義がある」と述べた。