福島の医療機関、誤って子宮頸がんでなく新型コロナのワクチン

 

 福島市は8日、市内の医療機関で子宮頸がんワクチンの接種にきた市内の10代女性に、誤って新型コロナウイルスのワクチンを接種していたと発表した。医療機関による接種前の確認が不十分だったことが要因。女性は現時点で健康状態に問題はないという。

 市によると、誤接種は4日にあり、子宮頸がんワクチン接種のため医療機関を訪れた女性に、誤って新型コロナのワクチンを接種したという。子宮頸がんワクチン接種のために看護師が女性の名前を呼んだ際、すでに女性がワクチンを打ち終わっていたことから誤接種が判明した。医療機関は女性とその保護者に謝罪し、健康状態を確認したという。