福島県、新型コロナ174人感染確認 6日連続で前の週を下回る

県は9日、県内で新たに174人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の感染確認数は前週の同じ曜日を6日連続で下回った。また、新型コロナに感染し療養していた男性2人が亡くなったことも発表した。県内の死者は計828人となった。
亡くなった男性2人は70代と80代。いずれも県内の医療機関に入院しており、2月中旬~下旬に亡くなった。県内の感染確認は延べ40万1096人。重症1人を含む117人が入院しており、確保病床使用率は15.3%。32人が宿泊療養している。
174人の医療機関の所在地別内訳は、会津保健所管内43人、相双保健所管内22人、福島市17人、郡山市と県北保健所管内が16人、いわき市15人、県中保健所管内10人、県南保健所管内4人、南会津保健所管内1人。「県陽性者登録センター」は30人だった。
状況に応じマスクを
内堀雅雄知事は9日に県庁で開かれた県感染症本部員会議で、13日からマスク着用が基本的に個人の判断となることについて「感染や重症化のリスクを正しく理解し、着用の必要性が高い場面では引き続き着用することが有効」とし、状況に応じた着用を呼びかけた。また、13日からも密の回避や人同士の距離を保つことなど、基本的な感染対策の徹底を求めた。