元若松市職員5回目逮捕 子育て世帯への給付金70万円詐取疑い

 

 会津若松市職員による公金詐欺事件で、子育て世帯への臨時特別給付金をだまし取ったとして、会津若松署は9日午前9時10分ごろ、詐欺の疑いで同市河東町倉橋字槻木、元市職員の無職の男(51)=詐欺罪で公判中=を再逮捕した。逮捕は5回目。

 再逮捕容疑は、市職員として担当していた子育て世帯への臨時特別給付金の支給業務で、給付金支給のデータを改ざんし、2021年12月24日に70万円を自身の口座に振り込ませ、だまし取った疑い。

 市は、男が児童扶養手当など計約1億7700万円をだまし取ったと発表している。