復興へ新たな朝 きょう震災12年

JR双葉駅周辺を含む特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示が昨年8月に解除された双葉町。駅周辺ではかつての記憶を宿す建物の解体が進む一方、町役場新庁舎や住宅、診療所が相次いで整備された。
震災当時、約7000人が住んでいた町には現在約60人が暮らしている。新年度から商業施設の整備や学校再開に向けた議論が本格化するなど、一歩ずつ復興への歩みを進めている。
右奥に見える東京電力福島第1原発では廃炉が進められ、政府は第1原発で発生する処理水の海洋放出について「今年春から夏ごろ」を見込んでいる。