西郷村、総合部門で全国2位 22年度自治体「経営力」ランキング

 

 全国1741自治体の「経営力」を順位付けした「自治体四季報」の本年度ランキングが13日発表され、前年度1位だった西郷村が総合部門で2位となった。1位は宮城県大和町だった。

 自治体四季報は、コンサルティング事業などを手がけるコウダプロ(福岡市)が、総務省の財政状況資料などを解析、数値化してランキングしたサイト。人口増減率や地方税収増減率、人口1人当たりの職員人件費など五つのメイン指標を基に算出している。

 今回の発表で、西郷村は地方税収増減率が13.1%増で31位、人口1人当たりの職員人件費は7万4003円で64位となった。村の特徴として他都市への交通手段の選択肢が多く、手厚い子育て支援もあり、今後も移住者が増加する見込みがあるとされた。

 高橋広志村長は「先人の英知と努力、村民のご協力のたまもの。今後も常に村民目線の行政に努める」とコメントした。

 このほか本県関係では、総合部門で郡山市が78位となった。