桑折・昭和大橋、3月31日に再開通 橋桁支える部品をゴム製に

 

 県と桑折町は14日、地震で被災し、通行止めとなっている桑折町道の昭和大橋(延長291.1メートル)について、31日午前10時に再開通すると発表した。2021年2月と昨年3月の本県沖を震源とする地震で被災し、県が町に代わり復旧工事を進めていた。

 復旧工事では、橋桁を支える部品を従来の鋼製からゴム製に変更するなどして、再び被災するリスクの低減を図った。再開通後も被災箇所以外の部品を交換などするため、工事を継続する予定。

 昭和大橋を巡っては、21年2月に被災して町が復旧工事をしている中、22年3月に再び被災。緊急性があり、高度な技術が必要となったことから、町は全国初となる県による権限代行を要請し、県が工事を進めていた。