昼間の体制強化、介護や子育て支援...「平日の日中」限定救急隊
郡山地方消防本部は5月にも、郡山消防署に、平日の日勤時間帯のみ活動する「デイタイム救急隊」を試行的に導入する。救急需要の多い日中の体制を強化するとともに、育児や介護などを理由に24時間勤務が難しい職員の働き方の選択肢を増やしたい考えだ。同本部によると、同様の取り組みは県内で初めて。
同消防本部管内では現在、救急隊18隊が24時間体制で救急業務に当たっており、デイタイムの運用が始まれば日中のみ19隊となる。郡山消防署の職員を増員した上で、今後、日勤を希望する救急隊員を募る。救急車は同消防署に予備で配置されている車を活用する。担当者は「運用状況を検証した上で本格運用を目指したい」と話した。