南相馬強盗事件、処分保留3人目 「起訴判断に至らなかった」

 

 南相馬市原町区大原字舘沼の70代男性方に複数の男が押し入り、現金などが奪われた事件で、福島地検は10日、住居侵入と強盗傷害の疑いで逮捕、送検された札幌市、飲食店経営者の男(22)を処分保留で釈放した。福島地検の保木本正樹次席検事は「捜査の結果、起訴するとの判断に至らなかった」とした。任意で捜査を続ける。

 この事件で逮捕された男6人のうち、実行役とみられる男3人が強盗傷害などの罪で起訴され、経営者の男ら3人が処分保留で釈放された。