東北中央道、前年比15%増 大型連休中交通量、国道6号2%増
東北地方整備局は10日、大型連休(4月28日~今月7日)中の東北地方を通る主要国道の交通量を発表した。県境でみると、本県と茨城県を結ぶ国道6号(いわき市)で、前年比2%増の1日平均1万7500台の往来があった。本県と山形県を結ぶ東北中央道(米沢市)では、1日平均1万6400台が通行、前年と比べて15%増加した。
本県関係ではこのほか、本県と新潟、栃木各県を結ぶ各国道で前年よりも交通量が増加した。宮城県とつながる国道4号(国見町)では前年比で9%減少した。
都市部の交通量は、福島市の国道4号が前年比2%増の1日平均2万5700台だった。
多くの地点で交通量が増えた理由について、東北地方整備局は新型コロナウイルス感染症の「5類」への引き下げを見据え、イベントの通常開催など観光需要が高まり、交通量が増えたとみている。